中小メーカーで人材採用数を増やすための方法とは?製造業コンサルが解説!

今回は製造業コンサルタントが「中小メーカーで人材採用数を増やすための方法」について解説していきます!

就活面接や退職社員への対策のために、ぜひ製造業勤務の管理職の方にもご覧いただければ幸いです。

中小企業診断士 製造業デジタルマーケティング専門家の清水誠太

岐阜県出身。株式会社シミセーの代表取締役。Setchan製造業ブログの運営者。元大手メーカーの調達バイヤー、調達戦略のITシステムの技術営業として6年間勤務。その後、独立して製造業コンサルタントとして中小企業様を伴走支援。YouTubeチャンネルも公開中!

今回の内容はこんな方におすすめの記事です。

・中小のメーカーで経営をされている方
・製造業で管理職をされている方

弊社では製造業のコンサルティング支援をしておりますので、お気軽にお問い合わせください。

目次

前提:採用数は「応募数 × 採用率」で決まる

採用数が増えない会社は、たいてい次のどちらか(または両方)が詰まっています。

・応募数が少ない(そもそも候補者に見つけてもらえていない)
・採用率が低い(選考途中の離脱、内定辞退、ミスマッチ)

だからこそ、やるべきことはシンプルで、
①応募数を増やす(認知・魅力訴求)②採用率を上げる(選考・定着) の両面を強化することです。

まずは採用チャネル(ルート・方法)を決定する

最初にやるべきは「頑張る場所を決めること」です。
採用がうまくいかない会社ほど、いろいろ手を出して全部中途半端になりがちです。

採用チャネルは大きく分けて7つ

中小メーカーで現実的に効きやすいのは、主に以下です。

・求人媒体(Indeed、求人ボックス、各種媒体)
・ハローワーク(条件次第でまだ強い)
・人材紹介(コスト高だが即効性あり)
・自社採用サイト(情報の受け皿・資産になる)
・SNS/動画(認知と空気感の伝達に強い)
・学校/職業訓練校との連携(新卒・若手の王道)
・紹介(リファラル)(定着率が上がりやすい)

こちらの動画のような、若手社員の様子や生の声が分かるようなメディアは、会社の認知や雰囲気の伝達に強いです。

シミセー

弊社では下記のようにYouTubeやWeb・SNSを活用して、企業様をご紹介するご支援も可能です。詳しくはこちらの詳細ページをご覧ください。
数カ月で1,000回以上の視聴がされており、採用チャネルとしても重要な要素になります。

他にも、地域に根差した企業の場合は、高校の先生の紹介や社員の紹介(リファラル)等の方法も効果的です。

決め方のコツ:ターゲットと採用期限で選ぶ

チャネルは「自社の都合」ではなく、採りたい人が普段いる場所で決めます。

未経験の若手がほしい → 学校連携+自社サイト(写真・動画で雰囲気)+見学会
即戦力の加工経験者がほしい → 媒体+紹介(リファラル)+条件の明確化
とにかく短期で人数が必要 → 人材紹介も併用(ただし採用基準と定着設計が必須)

ポイントは、最初から「全部やる」ではなく、
最も勝ち筋があるチャネルを1〜2個に絞ることです。

採用チャネルの強化に全力を注ぐ

チャネルを決めたら、次は一点集中で勝ちにいくフェーズです。
特に中小メーカーは「採用専任がいない」ことが多いので、やることを増やすより、勝ち筋にリソースを寄せた方が成果が出ます。

まず整えるべきは「受け皿」

応募を増やす以前に、候補者が見る情報が弱いと応募は伸びません。

シミセー

結構この部分が進められていない企業が多いです。
そもそも、新卒学生との接触ポイントがない企業が多いため、どのような受け皿を用意するか?をご紹介します。

最低限、以下の項目から1~2個は用意できるようにしましょう。

スクロールできます
用意するべき受け皿具体内容
仕事内容が具体的1日の流れ、扱う製品、機械、体力負担、残業の実態
写真がある工場・作業・休憩所・更衣室・食堂など
教育の流れがある未経験が何ヶ月で何ができるようになるか
待遇の表現が正確「実態」とズレると辞退・早期離職につながる
応募導線が簡単スマホで30秒くらい初期申込が可能、面倒だと離脱

次にやるのは「訴求の磨き込み」

中小メーカーは、条件で大手に勝てないケースもあります。だからこそ、刺さる訴求は次のような現場価値です。

技術が身につくこと(何ができるようになるか)
安心して働けること(安全、教育、設備、休憩、空調、作業負担)
人間関係が良いこと(ここは抽象ではなく、仕組みで示す:1on1、相談窓口、班長教育など)
将来が見えること(キャリアパス、評価、昇給の考え方)

「弊社はアットホームです!」と伝えるより、未経験でも3ヶ月でここまで出来る/半年で〇〇を任せる の方が刺さりやすいです。

具体的に、将来自分がどうなれるのか?のイメージが沸くように情報を伝えてあげましょう。ポイントは、自分たちが思う2~3倍アピールしないと伝わらないということです。

採用KPIでボトルネックを特定する

感覚ではなく、数字で詰まりを潰します。

採用のKPIボトルネックの確認
表示数見られていない?
クリック数タイトル・写真が弱い?
応募数内容が弱い?導線が面倒?
面接実施率連絡が遅い?日程調整が大変?
内定承諾率条件のズレ?魅力不足?不安が解消できていない?
定着率現場の受け入れ・教育に課題?

「応募が少ない」のか「内定辞退が多い」のかで、打ち手は変わりますので、採用のKPIを整理して解決すべきボトルネックを特定しましょう。

新卒以外も視野に入れる

中小メーカーの採用は、新卒一本だと波が大きいく、今後は更にその傾向が激化します。採用数を安定させたいなら、新卒以外の採用も視野に入れていきましょう。

具体的に狙いやすいターゲット例としては、

採用する層採用する狙い
第二新卒・20代未経験育成前提で設計しやすい
30代の製造経験者待遇と働き方の現実を明確にすると応募が増える
子育て層(時短・日勤固定)工程設計がハマると戦力化しやすい
シニア層検査・梱包・段取り補助など切り出しで強い
外国人材制度・教育・安全の整備が前提。安易に始めると現場が崩れます

また、いきなり正社員採用をするハードルが高い場合は、会社側の設計としては次も有効です。

パート → 正社員登用のルートを作る

派遣 → 直接雇用への転換ルールを決める

見学会 → 体験 → 面接(短期で不安を潰す)

製造業は「やってみないと分からない不安」が大きいので、見学・体験で不安を下げるだけで採用率が上がります。

まとめ:無料相談はこちら

今回は製造業コンサルタントが「中小メーカーで人材採用数を増やすための方法」について解説していきました。

①採用チャネルを決める(ターゲットがいる場所に絞る)

②チャネル強化に一点集中する(受け皿・訴求・KPI改善)

③新卒以外も視野に入れて複線化する(入口を広げて採用率を上げる)

シミセー

「具体的に採用について相談したい」、「Webを活用して何かできないか?」という場合は、下記のお問い合わせフォームより気軽に無料相談のご連絡をいただければと思います。

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