【金属加工向けの価格転嫁アプリ】生成AIを活用した価格転嫁支援ツールをご紹介!

「値上げしたいけど、根拠をどう説明すれば…」
そんな悩みを抱えたまま、今日も価格を据え置いていませんか?

シミセー

そのような方に向けて、今回は元大手バイヤーが生成AIを活用して作成した「価格転嫁の根拠作成支援ツール」をご紹介します!

中小企業の製造業において、スムーズかつタイムリーな価格転嫁は非常に重要な業務の一つです。是非こちらの記事でそのヒントを得ていただけますと幸いです。

中小企業診断士 製造業デジタルマーケティング専門家の清水誠太

岐阜県出身。株式会社シミセーの代表取締役。Setchan製造業ブログの運営者。元大手メーカーの調達バイヤー、調達戦略のITシステムの技術営業として6年間勤務。その後、独立して製造業コンサルタントとして中小企業様を伴走支援。YouTubeチャンネルも公開中!

こちらのYouTubeでも詳しい内容をご覧いただけます。

目次

「感覚値」の値上げ交渉は、なぜ断られるのか

原材料が上がった。電気代が上がった。人件費も上がった。

確実にコストが上がっているのに、いざ取引先に「価格改定をお願いしたい」と言うと、

調達バイヤー

具体的な根拠を出してください!

この調達バイヤーの壁を突破できないのは、交渉力の問題ではありません。

根拠資料の問題です。

とはいえ、根拠資料を作るのが大変すぎる

価格転嫁の根拠資料には、本来こんな情報が必要です。

・製品ごとの原材料費の変動(素材名・使用量・単価の変化)
・電力・労務費・物流費のコスト増加額
・加工費を製品にどう配賦するかの計算
・スクラップ売却収入の変動(相殺分の控除)
・日銀PPIなど外部指標との照合

これを製品ごとに Excelで手作業……。中小の製造業では現実的ではありません。

【2時間で制作】金属加工向けの「価格転嫁ナビ」を作りました

Excelに数字を入力してアップロードするだけで、製品別の転嫁要請額と、交渉用の根拠資料を自動生成するツールです。

🔩
原材料費を積み上げ計算
素材ごとに「使用量 × 単価の変動」で製品への影響額を自動算出
加工費を製品に自動配賦
電力・人件費・物流費は「製造時間比」で各製品に割り当て
♻️
スクラップ相殺も考慮
くず材の売却単価の上昇分を自動控除。誠実な交渉姿勢を示せる

実際に出力されるのは、こんな資料です。ツールが自動生成する交渉用Excelには、3枚のシートが含まれます。

シート 内容 使い方
転嫁要請サマリー 製品別の要請価格・転嫁率一覧 交渉の場で最初に提示
原価要素別明細 原材料費・加工費の変動根拠 根拠を求められたときに提示
市況データ照合 日銀PPI・電力指数との比較 「業界全体の傾向」として補足

※ 自社で仕入単価の履歴データを持っている場合は、それをExcelに入力するだけで価格推移グラフも自動生成されます(外部APIなし)。

「感覚値」を「根拠」に変える

ある金属加工メーカーのケースでは、熱延鋼板の仕入単価が2年で+42%上昇していたにもかかわらず、価格交渉はずっと「お願いベース」で据え置きが続いていました。

このツールで根拠資料を作成し、「製品Aへの影響額は1個あたり103円、転嫁率8.6%のご負担をお願いしたい」と提示したところ、

調達バイヤー

ここまで整理されているなら、検討します。

バイヤーの対応も変わり、交渉の土台に立つことができました。

最終的に満額とはいきませんでしたが、根拠のある資料の提示により交渉の空気を変えることができ、8割強の価格転嫁を実現することができました。

生成AIで根拠資料を作成したい方へ

弊社はAI研修や製造業コンサルティングを強みとしております。

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Claude Codeを活用したアプリ開発に興味のある方は、一度ご連絡ください。

また、今回ご紹介したアプリを詳しく知りたい方はこちらまでご連絡ください。

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