ISO 45001審査員研修に挑戦|受講目的と5日間への向き合い方

QMS審査員研修に続き、ISO 45001に関する労働安全衛生マネジメントシステム(OHSMS)審査員研修を受講します。
この記事では、ISO 45001の基本と、経営者として5日間の研修に時間と費用を投じる率直な気持ちをお伝えします。
シミセーISO 45001審査員研修へ挑戦する理由と、連続研修を仕事へ生かすための準備を、受講前の率直な視点でお伝えします!

監修者
中小企業診断士 清水誠太
岐阜県出身。株式会社シミセーの代表取締役。Setchan製造業ブログの運営者。元大手メーカーの調達バイヤー、調達戦略のITシステムの技術営業として6年間勤務。その後、独立して製造業コンサルタントとして中小企業様を伴走支援。YouTubeチャンネルも公開中!
YouTubeの動画はこちらでご覧いただけます。
ご注意:この記事は受講前の挑戦表明です。合格や登録を報告するものではありません。動画が非公開の場合は、公開後に埋め込みが表示されます。
ISO 45001とは
この記事で分かること
・ISO 45001が扱う安全衛生の基本
・5日間の審査員研修へ挑戦する理由
・時間と費用を実務の学びへ変える準備
ISO 45001が重視する4つの要素
ISO 45001:2018は、労働安全衛生マネジメントシステムの要求事項と利用の手引きを定めた国際規格です。組織が労働安全衛生リスクを管理し、パフォーマンスを改善するための枠組みを示します。
- 経営層のリーダーシップ
- 働く人の協議・参加
- 危険源の特定とリスク評価
- 法令など順守義務への対応
- 緊急事態への準備と対応
- インシデント調査と継続的改善

重要なのは、個人の注意力だけに安全を任せないことです。経営層の方針、働く人の参加、危険源の特定、管理策、点検、改善を一つの仕組みとして回すことで、現場で繰り返されるリスクへ組織的に対応します。
ISO 45001は安全ルールの一覧ではなく、安全衛生を継続的に改善するためのマネジメントシステムです。
5日間のISO 45001審査員研修へ
研修時間だけでなく通常業務の調整も必要
受講は8月末から9月にかけての予定です。前回と同様、朝から夜まで学ぶ日が続く見込みで、できれば一度で合格したいと考えています。

少人数で会社を経営していると、研修中は打ち合わせや通常業務を入れにくくなります。受講料だけでなく、本来仕事に使えた時間も投資です。外にお金が出ていく一方に感じ、不安や焦りがあるのも正直なところです。
投資回収を合格だけにしない
学びを実務へ持ち帰る5つの観点
合格だけを投資回収の基準にすると、現場で使える学びを見落としかねません。私は次の観点で受講成果を残したいと考えています。
- 労働安全衛生の用語と考え方を体系的に理解する
- 製造現場の危険源と管理策を見る視点を増やす
- 研修やコンサルティングの説明を規格に照らして見直す
- QMSとの共通点・違いを整理する
- 学んだ内容を自社の支援品質向上へつなげる

研修で得た知識は、質問、危険源の整理、対策の優先順位づけへ落とし込み、実務で使える形にして価値になります。
連続研修へ参加する前の実務的な準備
受講前に確認する5項目
- 研修期間中に止められない業務を洗い出す
- 顧客や関係者へ早めに日程を共有する
- 移動中に無理な仕事を詰め込まない
- 毎日の学びを短く記録する
- 合格後に何へ生かすかを先に決める

合格だけをゴールにせず、「誰へ、どの業務で、何を説明できるようになるか」まで決めておくと、受講後の行動へつなげやすくなります。
研修の形式や負荷は実施機関によって異なります。詳しい日程・評価方法は、受講する研修機関の案内をご確認ください。
ISO 45001審査員研修に関するよくある質問
- ISO 45001は何の規格ですか?
-
労働安全衛生マネジメントシステムに関する国際規格です。危険源とリスクを管理し、働く人の負傷・疾病を防ぎながら安全衛生パフォーマンスを改善する枠組みを示します。
- 研修を受ければISO 45001認証を取得できますか?
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いいえ。この記事で扱うのは個人の審査員研修です。組織がISO 45001認証を取得するプロセスとは別です。
- 受講結果は出ていますか?
-
動画収録時点では受講前で、結果は出ていません。合格を前提にしないようご注意ください。
まとめ
ISO 45001審査員研修への挑戦は、資格取得だけでなく、製造現場の安全衛生を体系的に捉え直す機会です。受講後は、結果と実務へ生かせる学びを改めて報告します。
株式会社シミセーでは、製造業の労働安全、人材育成、現場改善に関する研修・ご相談を承っています。
