QMS審査員研修に合格|結果と審査員補登録後の流れを解説

QMS審査員を目指して受講した研修コースについて、継続観察評価、実技評価、JRCA筆記試験の3項目すべてに合格し、総合評価でも合格となりました。
この記事では、私自身の結果をご報告するとともに、「ISO 9000」「ISO 9001」「QMS審査員」の違いと、今後の手続きを整理します。
シミセーQMS審査員研修の結果と、合格後に必要な審査員補登録・実地経験の流れを、私自身の体験をもとに整理します!

監修者
中小企業診断士 清水誠太
岐阜県出身。株式会社シミセーの代表取締役。Setchan製造業ブログの運営者。元大手メーカーの調達バイヤー、調達戦略のITシステムの技術営業として6年間勤務。その後、独立して製造業コンサルタントとして中小企業様を伴走支援。YouTubeチャンネルも公開中!
YouTubeの動画はこちらでご覧いただけます。
ご注意:ここで紹介する合格結果や今後の目標は、清水誠太個人の体験・計画です。登録要件は改定される可能性があるため、申請時にはJRCAの最新文書をご確認ください。
QMS審査員研修の結果
この記事で分かること
・QMS審査員研修で評価された項目
・ISO 9000とISO 9001の違い
・合格後に審査員補から実地経験へ進む流れ
継続観察・実技・筆記の3つの評価
動画でお伝えした私の結果は次のとおりです。
- 継続観察評価:合格
- 実技評価:合格
- JRCA筆記試験:合格
- 総合評価判定:合格

継続観察評価は研修中の参加姿勢や理解の積み重ね、実技評価は審査場面を想定した対応、筆記試験は知識面を確認するものです。どれか一つだけではなく、研修期間を通じた準備と実践の両方が問われました。
研修から約1か月後に通知を確認しました。筆記試験の合格は審査員補登録へ進むための重要な要件ですが、研修合格だけで直ちに「審査員」として登録されるわけではありません。
ISO 9000ファミリーとISO 9001の違い
ISO 9000は基本概念・用語、ISO 9001は要求事項
名称が似ているため混同しやすいのですが、ISO 9000ファミリーは品質マネジメントに関する複数規格の総称です。ISO 9000は基本概念・原則・用語を扱い、ISO 9001は品質マネジメントシステム(QMS)の要求事項を定めます。
組織が認証の対象とするのは一般にISO 9001であり、ISO 9000そのものの認証ではありません。今回の研修は、より正確にはQMS審査員研修と捉えるのが適切です。

「ISO 9000の認証」と「ISO 9001認証」を同じ意味で使わないことが、制度を理解する最初のポイントです。
合格後は審査員補登録から実地経験へ
審査員補登録から格上げ申請までの4段階
私が次に進める予定なのは、JRCAへのQMS審査員補登録です。その後、認証機関にも連絡し、先輩審査員から学びながら審査実績を積みたいと考えています。
- QMS審査員研修と筆記試験に合格する
- JRCAへ審査員補登録を申請する
- 認証機関などで有効な審査実績を積む
- 資格基準を満たして審査員への格上げを申請する

実際の申請では、研修修了証や筆記試験結果だけでなく、登録区分ごとに必要な力量・実績を確認します。古い解説記事だけで判断せず、JRCAの最新資格基準と申請書様式を確認します。
実地経験と最新要件の確認

私が審査員へ挑戦する理由
製造業のコンサルティングや研修を軸にしながら、品質マネジメントを別の角度から学びたいと考えています。資格を仕事の防御策だけにせず、現場理解と専門性を深める機会にすることが大切です。
年度内の格上げを目標としていますが、実績要件や受入先との調整があるため時期の確約ではありません。進捗は今後も動画でお伝えします。
QMS審査員研修に関するよくある質問
- QMS審査員研修に合格すれば、すぐ審査員になれますか?
-
いいえ。研修合格は重要な要件ですが、JRCAへの申請や審査員補登録、審査実績など、資格区分に応じた要件があります。
- ISO 9000とISO 9001の違いは何ですか?
-
ISO 9000はQMSの基本概念・原則・用語を扱う規格です。ISO 9001は組織がQMSを構築・運用する際の要求事項を定めます。
- 中小企業診断士やコンサルタントにも役立ちますか?
-
製造業の仕組みを別の立場から理解する学びになります。ただし、必要な時間・費用と、今後どの業務に生かすかを整理して判断することが大切です。
まとめ
QMS審査員研修の合格はゴールではなく、審査員補登録と実地経験へ進むためのスタートです。規格の知識と現場での対話力を結び付け、製造業支援の品質向上へ生かしていきます。
株式会社シミセーでは、製造業の品質管理、人材育成、現場改善に関する研修・ご相談を承っています。
